近代研究編各 論(一)・(二)

 福岡県の近代を多面的に、かつ総合的に解明することを課題とし、あわせて近代通史編の編集を準備することを目的として近代研究編各論を刊行した。
 各論(一)は、政治過程と政策、農業と企業活動、人とその時代、として政治、産業、人物の三分野に関する11編の研究論文を収録した。
 各論(二)は、政治、産業、社会、人物、の四分野に関する14編の研究論文を収録した。
 執筆者は広く全国にわたる気鋭の研究者であり、論文はいずれも近代の福岡県の諸問題を現代的視点から取り上げ分析したものである。
 福岡県の近代に関する研究は、分野によって濃淡があるが、総じて近世研究に比較すると遅れている。各論(一)・(二)の収録論文は、そうした状況を打開するための第一歩である。