福岡県地域史研究所の沿革

 福岡県では1965(昭和40)年完成の『福岡県史』(古代から近世までの4巻8冊)につづき、新たに本格的な県史を編纂・刊行することとなり、1981(昭和56)年にその業務を財団法人 西日本文化協会に委託しました。西日本文化協会では福岡県地域史研究所を設置し、県史編纂業務を開始しました。当初、福岡県地域史研究所は福岡市中央区薬院の九州電気科学館内にありましたが、西日本文化協会の移転にともない、現在地(中央区渡辺通り 電気ビル第一別館)に移転しました。
 研究所には所長、研究員および事務局をおき、県内外の史料を調査・収集し、各大学・研究機関等の研究者や民間の地域史研究者の協力を得て、県史の研究・執筆にあたってきました。22年間にわたり史料編・研究編・通史編など計66巻の『福岡県史』を刊行しました。
 1980年に開始された県史編纂事業は、2002年度をもって第一期、第二期の事業を終了することになりましたが、2002(平成14)年度からは、県史編纂の過程で調査収集した史料の整理・補修・保存事業を福岡県からひきつづき委託され活動を続けてきました。しかしながら、2011年3月末をもって閉所することになり、30年にわたる福岡県地域史研究所としての活動を終えました。
『福岡県史』のご紹介